◇消費者のニーズに寄り添った商品開発をバックアップする朋和産業
朋和産業は、各種パッケージデザインから店舗での売り場展開の企画・提案・作成、プラスティックフィルムなどの軟包装の製造販売までを行う千葉県船橋市に本社を持つ大手企業です。
マーケティングリサーチから行い、常に消費者のニーズに寄り添った商品開発をパッケージデザインなどでバックアップし、「売れる商品」作りに貢献しています。
多くの消費者に愛され活用してもらうための第一歩を消費トレンドを知ることと捉え、市場分析やインターネットを活用したアンケートなどを行い、ネーミングやブランドポジションなどの戦略を練り、それをデザインにつなげていきます。
エコやユニバーサルデザインなどを意識したデザインの開発を行い、ロゴなども制作。
プレゼンを行ってパッケージデザインなども提案します。
そこからより消費者のニーズに応える商品を開発していくのですが、そこで重要視しているのが使いやすさです。
とくにお菓子やパンなどの食品に使われているプラスティックフィルムでは「開封のしやすさ」にこだわりを持ち、開発を行っています。
こうした食品のパッケージは、子どもから高齢者まであらゆる年代・性別の人が手に取る可能性があります。
誰もが簡単に開封でき、なおかつ中身をしっかり守り、安全に使用できることは大切な要素です。
そこに心血を注いできたからこそ、朋和産業のパッケージが多くのメーカーに採用され愛され続けて来たと言えます。
また、このこだわりは、一般的なプラスティックフィルムだけに留まらず、レトルトパウチや特殊樹脂ラミネートのほか、スナック菓子のピロー包装、ペットボトルのロールラベル、ジッパー付きの包装袋など幅広く活用され、日常的に多くの消費者が使いやすさと便利さを実感しています。
おそらく、一度もこれらのパッケージを目にしたことがない、手に取ったことがないという人がいないくらい、毎日のように多くの人の生活の中に溶け込むくらい身近な存在になっているのです。
◇数多くの商品開発や製造を行えるのは、自社工場の能力の高さにある
こうした数多くの商品開発や製造を行えるのは、自社工場の能力の高さにあります。
多数の最新鋭の印刷機を備えた工場では、1カ月に地球3周分に相当する1億2,000メートル余の印刷を行える能力を備えています。
この圧倒的な対応能力は国内でも群を抜いていて、印刷のクオリティーはもちろんのこと、スピード感も朋和産業の特徴の一つです。
また、一般的なフィルム印刷だけではなく、ラミネート加工や製品の形にカットを行うスリット加工、さまざまな製品のための形状に加工する製袋作業まですべてを一貫生産しています。
この企画・提案からデザイン、製品製造、出荷までを一貫で行うことが、高い品質を保ちながらたくさんの商品を製造し続けることができる朋和産業の要と言えるでしょう。
こうした工場での製造に関して、最も力を注いでいることの一つが衛生管理の徹底です。
多くの食品パッケージを製造している朋和産業では、生産性向上と同じくらいに大事な要素であるのが、衛生管理と品質管理です。
そのため、食品工場をモデルとした衛生管理を行い、異物の混入の撲滅に努めています。
食品に直接触れる包装材は、絶対に安全でなければいけないものです。
とくに幼児や高齢者などが直接、口に入れてしまう可能性も考えられるため、人体への影響は食品同様に安全性が重要視されます。
さらに、品質管理においても受注・製造・出荷に至るまでのトーサビリティシステムを構築。
これによりすぐに生産履歴や出荷履歴が確認できるようになっています。
たとえば何か欠陥や不具合が起きた場合でも迅速に確認・対応ができるのです。
そのほか、各種測定器などを導入し、製造過程のすべての段階で不具合などを確認することで、欠陥や欠点を見つけやすい環境を作っています。
◇徹底した品質管理によってより使い勝手のよい製品を大量に製造することが可能になっている
こうした徹底した品質管理によってより使い勝手のよい製品を大量に製造することが可能になっているのです。
もちろん、環境への配慮もしっかり行なわれていて、包装資材製造のための資源やエネルギー消費、発生する廃棄物やそれらがもたらす可能性がある環境への影響を考慮し、省エネルギー化や省資源化の推進・ペーパーレス化に積極的に取り組み、具体的な目標値を立てるなど企業全体で環境保全に取り組んでいます。
さらに、省エネ法や大気汚染防止法・水質汚染防止法・廃棄物処理法・容器リサイクル法などの環境に関わる法規などの遵守を徹底して行うなど環境に配慮した取り組みを行っています。
また、こうした考え方を従業員全員に行き渡らせるための広報・啓蒙活動も積極化。たとえば、朝礼やミーティングのほか、社内の掲示なども活用して周知させ、意識向上を目指しています。
こうした努力により、社内の環境改善も行いつつ従業員全体で環境保全に取り組んでいく姿勢は外注先の企業や資材調達・請負先にまで伝達され、朋和産業に関わるあらゆる企業全体の意識向上にもなっているということです。
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