妊娠を望んでいてもそれが達成できない状態にあれば、不妊症と呼ばれます。
不妊症といっても様々な原因があるもので、男性側に問題があるケースもあれば女性側に問題があるケースもあるものです。
卵子の問題
このうち女性側で見られる不妊症の一つが、卵子に問題があることが考えられます。
このような場合にはもともと先天的に卵巣に問題があるケースもあれば、病気などにより卵巣に問題が発生しラージの利用ができない場合、また早期閉経してしまったり年齢的に閉経時期に達しているなどの原因があります。
また、卵子と精子との相性というものも存在するものです。
いずれにしても妊娠というものは精子と卵子が出会い受精することによってスタートするものですが、根本的に卵子が正常な状態でなければ妊娠を達成することは困難といえます。
卵子提供による不妊治療
このような場合の選択肢として考えられるのが、卵子提供による不妊治療です。
不妊症治療では基本的には自然な妊娠を目指すというのが第一で、それでも達成することができなければ体外受精などの方法に移ります。
参考・・・不妊治療 卵子提供
さらに体外受精でも卵子や精子に問題があれば、代替となるものを用意して妊娠を達成するという方法が選択肢になります。
このうち卵子提供は、女性側の卵子に問題がある場合に行われる不妊症治療になります。
卵子提供では、若い健康な女性から卵子の提供を受けるというもので、そのラージとパートナーの精子を用いて体外受精を行うという仕組みです。
基本的には体外受精と仕組みは同じですが、利用される卵子は第三者のものが使われることになります。
日本では技術的な問題から卵子提供は行われていない
不妊症の原因が卵子にあるとすれば、この方法であれば高い成功率があるものです。
現状の日本の法律でも精子提供とともに卵子提供も一定の条件を満たせば認められているものですが、日本では技術的な問題から卵子提供は行われていません。
このため、利用する場合には海外で行うことになります。
海外で行うというのは不安があるものですが、アメリカでは30年以上前から法整備が行われ生徒としても確立しているものですから技術レベルも高く安心して利用することができます。
日本にも海外で行うための専門のエージェントは存在しており、実際にこの仕組みを利用して妊娠をしているカップルも少なくありません。
まとめ
これらの不妊症治療を受ける場合には、専門の会社に依頼する必要がありますし、多額の費用がかかることにもなりますが、従来の不妊症治療で結果が出なかった場合でもこの方法であれば妊娠を達成することが大きく期待できます。